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ピアノ協奏曲第4番 (ラフマニノフ) : ウィキペディア日本語版 | ピアノ協奏曲第4番 (ラフマニノフ)[ぴあのきょうそうきょくだい4ばん]
セルゲイ・ラフマニノフのピアノ協奏曲 第4番 ト短調 作品40は、1926年に完成された。ロシアを去ってからのラフマニノフが作曲した数少ない曲のひとつである。 == 作曲の経緯 == 1914年には本曲のスケッチがはじめられていたが、1917年にロシアを離れて以降、ラフマニノフはほとんど創作活動を行っていなかった。しかし、ニコライ・メトネルのすすめでアメリカ各地を演奏旅行中の1924年から本曲の創作を再開し、フランス滞在中の1926年に完成した。初演後、曲が長すぎると判断したラフマニノフは3楽章を中心に大幅な改訂を施して1928年に出版するが、それでも納得がいかず、さらに1938年に大規模な改訂を行い、その結果である最終稿(いわゆる改訂版)はラフマニノフ死後の1944年に出版された。現在演奏会でも数多く使用され、また彼自身によって録音が残されているのはこの版である。2009年現在すべての版の楽譜が入手可能であり、それらを使用した録音も存在する。 本曲はメトネルに献呈されている。メトネルは翌1927年に完成した自作の『ピアノ協奏曲第2番作品50』を献呈することで返礼した。 初演は1927年3月18日、ラフマニノフのピアノ、レオポルド・ストコフスキー指揮、フィラデルフィア管弦楽団により行われた。
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